Features特徴
- クロスバンド/足部と下腿で2種類の素材を使い分ける事で、背屈を保持しつつ締め付けを軽減
- サイドステー/軟性プラスチックでサポーターの剛性を高めつつ、患者様の足にフィット
- ボトムステー/足底プラスチックステーでレバーアームを延長、背屈保持能力を向上。更にバンドの締め付けを防止
- ノンスリップライナー/通気性のある滑り止め素材を内面に使用して、サポーターのズレを軽減
腓骨神経麻痺・軽度片麻痺など、下垂足を伴う疾患
(本装具は下垂足防止を主目的としていますが、全ての患者様に適応できるものではありません。)
サイズ | 適応範囲(靴サイズ) |
---|---|
S | 21.0cm〜24.0cm |
M | 24.0cm〜26.0cm |
L | 26.0cm〜28.0cm |
※左右兼用
※医療従事者が行って下さい。
スリーブが必要無い患者様の場合は、必ずスリーブをカットしてください。
足を通さず後ろに折り畳んで装着すると、本体内面の滑り止めが機能せず、背屈支持力が低下します。
ボトムステー前後位置をMP近位に設定してください。できるだけMP近くに設定するとより効果的です。
ボトムステーの側壁が当たっていたり、きつい場合は、ヒートガンで熱加工して調整してください。(ポリプロピレンを使用しています)
この作業は必ず義肢装具士が行ってください。
※本製品は左右兼用です。
※サイドステーとクロスバンドは取り外せません。
すべての面ファスナーを取り外し、スリーブの内側に足をすべり入れます。
踵に隙間ができないように(踵穴から踵が出るように)しっかりと足を奥まで入れてください。
足首を直角にし、足の裏全体を床につけます。
本体面ファスナーを、①②の順にとめます。
下側の面ファスナーは足先の方向に、上側の面ファスナーは上方向に、それぞれ引っ張りながら貼り合わせてください。
クロスバンドの面ファスナーAを足の甲で貼り合わせます。
左右のクロスバンドは、どちらを先に止めても構いません。
引っ張らずに足を沿わせるように貼り付けてください。引っ張ると締め付けの原因になります。
クロスバンドの面ファスナーBは、斜め上に引っ張りながら、ふくらはぎ側面に貼り付けます。クロスバンドはできるだけサポーター上方に貼り付けてください。足首付近に貼り付けてしまいますと、効果が十分に得られません。クロスバンドを引く力を変えることで、矯正力の調整ができます。
装着完了。
サポーターのゆるみやズレがないか、確かめてください。
違和感がある場合は、再度初めから装着し直してください。